2010-08-03

弘前ねぷたまつり

弘前ねぷたまつり

弘前ねぷたまつりが8月1日開会しました。
この日は、朝から雨模様で夕刻の開会式時刻まで断続的な雨が残っていました。
そのため待機場所に勢揃いしたどのねぷたも雨よけのビニールシートがかけられていました。
灯りの灯されたねぷたにビニールシートはいかにも無粋です。

幸いにも開始時刻頃には雨の気配も遠のいたために、シートは取り除かれていきました。
次第にどのねぷたにも灯りが灯されて、薄暗闇の中に伝統的なねぷた絵の姿が
浮かびあがって幻想的な世界へと訪れた人々を誘います。

今年は、弘前城築城400周年の記念すべき年だそうで、藩祖津軽為信公に因んだ作品や
キャッチフレーズが多く見受けられますた。

また今年は、東北新幹線が新青森駅まで全線開通(12月4日)の記念すべき年です。

弘前ねぷたまつりもそのプレイヴェントとしての意味合いも含まれて例年以上に盛大に
盛り上がりそううです。

弘前ねぷたまつりは、8月1日~6日までが夜間運行で、7日は日中運行です。
七日目のことを七日日(なのかび)と称していますが、昔はこの日は市中を練り歩きながら
岩木川原まで運びそこでねぷたに貼られた絵を川に流す精霊流しが行われました。
今は川に流すことはできません。

そんな弘前ねぷたまつりを、一人でも多くの方々に観て欲しいものです。

数台のねぷたがずらりと勢揃いしたところを写すのが写真家の願望です。
それが弘前ねぷたの醍醐味でもあるのですが、
今はそのような光景を望むのはよほど難しくなりました。


弘前ねぷたの真骨頂は見送り絵にあるとされています。
その描写も年々変化を遂げているように見られます。

青森ねぶたまつり

青森ねぶたまつり

恒例の青森ねぶたまつりが始まりました。
今年は東北新幹線が新青森駅まで全線開通(12月4日)する記念すべき年です。
開通を盛り上げようと青森県一丸となって準備を進めていますが、
県都であり執着駅となる青森市の意気込みは尋常ではありません。

ねぶたまつりは、通常8月2日~7日ですが、今年はまつり開始に先立って巡行コースに
出陣予定のねぶたを展示するという企画が特別に行われました。

青森ねぶたの撮影は暫らく遠のいていましてが、久し振りに出かけて見ました。
暫らく見ないうちに青森ねぶたの雰囲気も大分変わっているような感じでした。

そんな青森ねぶたの一面を下の写真から読み取って頂ければと思います。

青森ねぶたまつりは2日~6日は夜間運行。
                7日は日中運行。
                夜は受賞ねぶたのみ海上運行&花火大会です。
        
勇壮な戦いの一部を切り取って撮影しました。

青森ねぶたは戦いのねぶたです。