青森~小樽間二泊三日の航海を終えた客船『飛鳥Ⅱ』が14日午後青森港に帰って来ました。
はるか水平線の彼方に白い小さな塊のようなものが現れると、それが『飛鳥Ⅱ』であることが
すぐに分かります。
先代も含めて『飛鳥』の船体は真っ白ですがただ白いだけではない、とても深い味わいのある
白だと思います。とても美しく感じられます。
船体のデザインも素晴らしく美しく感じられます。
何度も撮影していますが、いつ見てもその美しさに感動します。
今回は、都合4回ほどの撮影チャンスでしたが、結局一度だけしか撮影できませんでした。
洋上にある『飛鳥Ⅱ』は動いているのか止まっているのか殆ど分からないほどの動きで
青森港に近づいてきます。
そんな『飛鳥Ⅱ』を300㎜の望遠レンズで追い続けるうちにやがてまさに手が届くほどに視界
いっぱいに近づいてくるとその圧倒的なダイナミックスに感動してしまいます。
港の入り口まで来ると、さすがに望遠レンズのままでは撮影できません。
そこからは、短いレンズに変えての撮影になります。
狭い港内をゆっくりとタグボートの助けを借りながら、見事に接岸します。
接岸した『飛鳥Ⅱ』に勿論動きはありませんが、それはそれで見る位置や角度・太陽の
傾きによってによってさまざまな姿を見せてくれます。
そんな『飛鳥Ⅱ』を日暮れまで追い続けて今日の撮影を終わります。
タグボート『うとう丸』の出迎えを受ける『飛鳥Ⅱ』。 |
青森港に近づく『飛鳥Ⅱ』の前を内航のタンカーが横切っていった。
青森港に入港瞬間の『飛鳥Ⅱ』