2008-12-23

続々・冬の林檎園から・・・


前回は、リンゴの樹に薄らと積もった雪景色の林檎園をご紹介しましたが、今回はさらに本格的に降り積もった様子をお知らせしようと思います。
昨夜まで降り積もった雪が止んできれいな青空となりましたので急いで出かけて見ました。
さすがに園地の雪も深く、防寒の長靴が半分くらい雪に埋もれてしまいそうでした。
ご覧のように、樹上のリンゴもこんもりと雪に包まれています。
園内では、きっと想いを同じくした先客のカメラマンが撮影中でした。
光線の具合や、樹の形など構図を決めるのにも結構苦労が入ります。
この樹の周りにも樹がありますので、カメラの位置を自由に選択できないもどかしさがあります。
それでもこの日は、純白の園地をキャンバスにきれいな青空に浮かんだ赤いリンゴの写真を写せてとてもハッピーでした。


白いキャンバス、青い空、赤いリンゴ・・・。

2008-12-14

続・冬の林檎園から・・・


昨日、一昨日と小雪の降る日が続き今朝起きてみたら空がきれいに晴れていたので、これはチャンスと思い前回お知らせした道の駅なみおか「アップル ヒル」に行って来ました。
林檎園は一面に真っ白い雪で覆われて、青空に浮かぶように白い綿帽子を被った赤いリンゴたちが輝いていました。
構図も色も単純化され、その分いっそうリンゴの赤い色が鮮やかに引き立って見えます。
広い林檎園のそこだけに残された異空間はなぜかしら幸せを感じさせてくれます。
このリンゴは12月末ころには収穫されるそうですが、その頃には全くの完熟リンゴとなっていることでしょう。このリンゴを口に運べる人たちこそは、本当の幸せ者たちと言えるでしょう。

うっすらと雪化粧をした、冬のリンゴたち。

2008-12-05

冬の林檎園から・・・

国道7号線の終点近く、青森市浪岡(旧浪岡町)に道の駅「アップル・ヒル」があります。
ここは文字通り、一帯が丘陵地帯になった林檎園の一角にあります。と言うか林檎園の一部が道の駅そのものになっていると言っても良いようです。
ここの売りはもちろんリンゴですが、この時期リンゴの収穫は既に終わっておりまして、林檎樹は裸木同然なのですが、2本だけまだリンゴが生っている木があります。これはここを訪れる観光客達の観賞用に残しているもののようです。
葉っぱは既にほとんど散っていますので、林檎樹の木立の中に透けて見える赤い林檎の生る風景はとても印象的なものがあります。
これから雪の季節を迎えますが、赤いリンゴに降り積もった真っ白い雪とのコントラストは、特に晴天の日の青空を背景にしたときの美しさは素晴らしいものがあります。
私はこの取り残されたリンゴを、雪の前に見ておきたくて行ってきました。
リンゴは、樹の上の方は収穫されて残っているのは手の届く範囲内の高さだけでしたが、少し残った葉っぱも紅葉したりして、赤いリンゴと黄色い紅葉とのコントラストは、秋に見る風景とは違った穏やかな印象を与えてくれました。
園の人の話では、品種は“サンフジ”とのことでした。これは袋かけをしていない“ふじ”のことです。
このリンゴは12月いっぱいくらいまでは生らせておくということでしたので、興味のある方は出かけて見るのも一興かと思います。


写真愛好の方には、雪の後の晴天が狙い目だと思います。午前中が良いでしょう。
防寒具の準備はおわすれなく・・・。




早い午前中はほとんど快晴に近い晴天でしたが、昼近くには雲が出て残念でした。


まだ残っている葉っぱは黄色く紅葉していました。


道の駅では、この地区で生産されたリンゴが販売されています。
贈答用から自家消費用までいろいろありそうです。
特に今年は、春と秋に雹の被害を受けたリンゴが「ひょうたくん」と称して割安で販売されていますので家庭用にはお徳かと思います。