冬の林檎園から・・・
国道7号線の終点近く、青森市浪岡(旧浪岡町)に道の駅「アップル・ヒル」があります。
ここは文字通り、一帯が丘陵地帯になった林檎園の一角にあります。と言うか林檎園の一部が道の駅そのものになっていると言っても良いようです。
ここの売りはもちろんリンゴですが、この時期リンゴの収穫は既に終わっておりまして、林檎樹は裸木同然なのですが、2本だけまだリンゴが生っている木があります。これはここを訪れる観光客達の観賞用に残しているもののようです。
葉っぱは既にほとんど散っていますので、林檎樹の木立の中に透けて見える赤い林檎の生る風景はとても印象的なものがあります。
これから雪の季節を迎えますが、赤いリンゴに降り積もった真っ白い雪とのコントラストは、特に晴天の日の青空を背景にしたときの美しさは素晴らしいものがあります。
私はこの取り残されたリンゴを、雪の前に見ておきたくて行ってきました。
リンゴは、樹の上の方は収穫されて残っているのは手の届く範囲内の高さだけでしたが、少し残った葉っぱも紅葉したりして、赤いリンゴと黄色い紅葉とのコントラストは、秋に見る風景とは違った穏やかな印象を与えてくれました。
園の人の話では、品種は“サンフジ”とのことでした。これは袋かけをしていない“ふじ”のことです。
このリンゴは12月いっぱいくらいまでは生らせておくということでしたので、興味のある方は出かけて見るのも一興かと思います。
写真愛好の方には、雪の後の晴天が狙い目だと思います。午前中が良いでしょう。
防寒具の準備はおわすれなく・・・。
道の駅では、この地区で生産されたリンゴが販売されています。
贈答用から自家消費用までいろいろありそうです。
特に今年は、春と秋に雹の被害を受けたリンゴが「ひょうたくん」と称して割安で販売されていますので家庭用にはお徳かと思います。
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