2009-04-10

これなぁに・・・?

とっておきの
これなぁに・・・? 008


古ぼけたトタン張りの壁の穴から突き出した、壊れかけのコンクリートのこの物体は何でしょうか?
この写真を一目見てすぐに「あれだ!」と分かる人は、それなりの人生を感じさせる人ではないでしょうか。小生も、これを発見したときには思わず立ち止まってしまいました。
まだこんなものが残っていたとは。
実はこの場所、小生もよく通る道なのですが普段は見過ごしていたのですね。

これは、この奥に部屋があって(当然のことですが)、しかもそこは台所です。(今風のキッチンなどではありません)
お分かりですよね。これは台所からの排水を外に流す(台所のことを流しとも言います)ための樋なのでした。今のように下水道が完備していない頃には台所からの排水は直に建物外の側溝(下水)に流していたのでした。

地方の中核都市、それも都心部で既に公共下水道も整っているところですが、いまだにこのようなものが残っていたことにちょっと驚きを感じました。
でも、もうさすがに現役を引退していることは、樋の中に詰め物をして水が流れないようにしていることで分かるでしょう。
余程の愛着があって残しているのではないでしょうか。
往時の生活文化遺産を発見した思いで、懐かしく思いました。



2009-04-03

これなぁに・・・?

これなぁに・・・? 007

これはもうお分かりでしょうね。
これは「これなぁに・・・? 006」で紹介したシクラメンの反対側です。
植物のことは良くわかりませんので、知ったかぶりのことは書けませんが、私の求美ismがこの写真を撮らせたとしか言いようがありません。
その色と容が・・・。

シクラメンです。
シリクラメンではありませんので念のため・・・。

これなぁに・・・?

これなぁに・・・? 006

黄色の次は、こんな色なんですが、これは何でしょうか?
クリスマスの頃によく出る花です。

これは、「・・・の白い花」ではありませんが、シクラメンの花心に肉薄接写した写真です。
花って、かなり悩ましいところがありますよね。特にその中心に向かうほど・・・。

これは、近くの熱心な篤農家が苦心して育て上げた、温室のシクラメンを撮影させていただいたものです。
抽象画の世界をお楽しみください。

これなぁに・・・?

これなぁに・・・? 005


この黄色いものは一体なんでしょうか?
少し分かりにくいかも知れませんが・・・。何が・・・?
大きさのことです。
これは結構大きなものです。子供の頭、いやひょっとしたら大人の頭ほどはあります。
九州地方の方にはもうおわかりかと思いますが・・・。
実はこれ、ザボンを雪の上において接写をしたものです。
一部分であり、比べるものもありませんのでこの写真だけからは、ザボンを想像することは難しいも知れませんね。
あまり見事なザボンを頂いたので、思わず写して見たくなりました。
画面いっぱいに広がった、黄色の幸福感を感じていただければ嬉しいです。

昔、「幸福の黄色いハンカチ」という映画がありましたよね。
黄色って、なんとなく幸せを感じさせる色だったんですね。

これなぁに・・・?

これなぁに・・・? 004



これは何でしょうか?

長い間、深い雪に閉ざされていた十和田湖への道ですが、4月1日に漸く開通しました。

冬の間は、青森側からは酸ヶ湯温泉までは通れたのですが、4月1日からは十和田湖まで自動車が通れることになりました。

八甲田山は国内でも有数の豪雪地帯ですが、麓の酸ヶ湯温泉一帯も同じことです。

その酸ヶ湯温泉から先への道は冬の間に進められてきた除雪が漸く完了し、めでたく開通したというわけなのですが、この八甲田への道が「雪の回廊」として全国的にも有名な観光名所になっていることは、どなたもご存知のことと思います。
それにしても雪の壁から突き出たあおもりとど松の枯れ木に付いている「六.0」の標識は何を表しているのでしょうか?

賢明な読者にはもうおわかりのことと思いますが、これはこの地点の雪の深さを表しているのです。
つまりここの雪の深さは6.0メートルあるということなのですね。もちろんこれは、全てが降り積もった雪というわけではありません。除雪の際に積み上げられた雪も含まれているのでしょうが、それにしても6.0メートルの雪の深さを雪国暮らしでない人に理解してもらうのは難しいのではないでしょうか?


この雪の回廊、Golden Weekまでは楽しめそうですので、Golden Weekに八甲田Gold Lineの少し低くなった雪の回廊を楽しまれるのも一興ではないでしょうか。

驚異の積雪6.0メートル。(笠松峠 ’07.4.12撮影。)

これなぁに・・・?

これなぁに・・・? 003


ごぶさたでした・・。

いろいろと野暮用が重なり、ブログの更新できませんでした。年度も改まり、外の空気も春めいてきましたので、これからはもう少しまじめに更新しようと思います。


ところで、「これなぁに・・・?」。

実はこれ、タネを明かせば身も蓋もないのですが、外に置いたバケツの水が凍って張り付いた氷です。

自然にできた氷紋をよく見ると、なにやら富士山のような姿にも見えなくはないですか?下の方には『富士』の裾野が広がって『上空』には美しい雲がたなびいているようにも私には見えるのですが、単なる贔屓目でしょうか?そっと取り出して、記念撮影したあとで垣根の上に載せて撮影してみました。

庭の片隅に広がる雪国でしか見ることのできない『大富士』を堪能してください。


自然の偶然が創りだした芸術、『庭富士』