2009-04-03

これなぁに・・・?

これなぁに・・・? 004



これは何でしょうか?

長い間、深い雪に閉ざされていた十和田湖への道ですが、4月1日に漸く開通しました。

冬の間は、青森側からは酸ヶ湯温泉までは通れたのですが、4月1日からは十和田湖まで自動車が通れることになりました。

八甲田山は国内でも有数の豪雪地帯ですが、麓の酸ヶ湯温泉一帯も同じことです。

その酸ヶ湯温泉から先への道は冬の間に進められてきた除雪が漸く完了し、めでたく開通したというわけなのですが、この八甲田への道が「雪の回廊」として全国的にも有名な観光名所になっていることは、どなたもご存知のことと思います。
それにしても雪の壁から突き出たあおもりとど松の枯れ木に付いている「六.0」の標識は何を表しているのでしょうか?

賢明な読者にはもうおわかりのことと思いますが、これはこの地点の雪の深さを表しているのです。
つまりここの雪の深さは6.0メートルあるということなのですね。もちろんこれは、全てが降り積もった雪というわけではありません。除雪の際に積み上げられた雪も含まれているのでしょうが、それにしても6.0メートルの雪の深さを雪国暮らしでない人に理解してもらうのは難しいのではないでしょうか?


この雪の回廊、Golden Weekまでは楽しめそうですので、Golden Weekに八甲田Gold Lineの少し低くなった雪の回廊を楽しまれるのも一興ではないでしょうか。

驚異の積雪6.0メートル。(笠松峠 ’07.4.12撮影。)

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