Photo Sketch・・・34
青空・・・
青空に雲ひとつない、澄み切った秋の日の午後、郊外へのサイクリングに出かける。
田園の片隅に佇む小さなキャビン。
それはまるで、著名な芸術家の渾身の創造かとも見紛う素晴らしい自然の造形美を現している。
あたかもそこに置くために創られたオブジェのように、見事なフォルムを現している。
まさしく透明な空間からは、美しい秋の空が宇宙の果てへと広がっている。
なんて至福な空間であることよ。
これだから、写真家をやめられない。
見事に風化したキャビンの様が写真家の心を釘付けにする。
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