2007-09-06

田圃 de Art Ⅳ

このBlogでのタイトルは「田圃 de Art」を使用していますが、此れは私がこのイヴェントを取材した一連の作品に付したタイトルをそのまま使用しているためです。

このイヴェントの正式名称は田舎館村「田んぼアート」なのですね。


それで、この企画がどのくらい多くの人たちに知られているのかと思いBlogを検索してみると・・・。

すごいですね。YahooでもGoogleでもバンバンヒットしますよ。


このイヴェントが始めて企画されたのは、主催者の資料によれば平成13年からのようです。始めのうちは地元でも余り大きくは注目されていなかったように思います。「ちょっと面白いことをやるなー」位のことではなかったでしょうか。

当初は、地元のメディアが軽く伝える程度であったように思います。

それが、県外の方々にも広く知られるようになったのは4年前の平成16年に棟方志功の版画作品『羅睺羅の柵』『山神妃の柵』を題材にした田んぼアートの頃からではないでしょうか。

前年(平成15年)の「モナリザ」があまり好評を得なかったことから、村の担当者が苦心の末に遠近法を取り入れた作画を編み出したことにより、格段に出来映えが向上し評判となったようです。

平成17年の写楽『二代大谷鬼次の奴江戸兵衛』・歌麿『歌撰恋の部・深く偲恋』の出来映えが素晴らしく、TVでも全国的に放映されるようになったことから、俄かに注目を浴びることになったように思います。

昨年(平成18年)の俵屋宗達『風神雷神図屏風』に至ってさらに磨きがかり、全国的人気を不動のものにしました。

そして今年の葛飾北斎「富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』『凱風快晴(赤士)』」に至っては、細部の複雑な部分の表現も見事に完成し、おかげで各地から貸し切りバスで見学に訪れるほどの盛況ぶりとなったのです。

「田んぼアート」はここに見事に大成功を収めたことになります。

来年の田んぼアートが今から楽しみでなりません。

今年の田んぼアート「稲刈り体験ツアー」は9月30日(日)とのことです。

どなたでも参加できるそうですので、興味ある方はお出かけになって見てはいかがでしょうか。



9月4日PM3:20ごろに撮影しました。
PM2:00ごろには建物の影が写りますので、
撮影目的の方は少し早めのほうが
よろしいかと思います。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

9月に入っても、まだきれいな絵柄が見れていますね。
「稲刈り体験ツアー」!?そんなツアーがあるとは・・初めて知りましたw(°o°)w