2010-10-27

東北新幹線

東北新幹線

待ちに待った東北新幹線も間もなく新青森駅まで全線開通します(12月4日)。
JR弘前駅でも準備やPRに余念がありません。
駅のコンコースには、開業日までのカウントダウン案内板が掲げられ今日(23日)現在であと42日となりました。
本当にあともう少しです。
青森県民がこの日の来ることをどれだけ待ち望んだことでしょうか。

弘前駅のカウントダウン表示。

同じコンコースには下のようなモニュメントも設置されています。
青森県は何と言っても「りんご王国」です。
その主産地が弘前です。
津軽の経済を支える基幹産業の「りんご」のアピールも兼ねて
降車客の一番目に付くところに置かれており、家族連れやカップルの記念撮影のスポットにもなっています。
もう既にお目にかかった方も沢山いることでしょう。
青森県民はみな、12月4日を楽しに待っています。
この日から、青森県民だけでなく、日本人の旅行の形態が大きく変るかも知れませんネ。


コンコースに飾られた巨大な林檎のモニュメント。

津軽鉄道

津軽鉄道

『五能線』・『五所川原立佞武多』・『白神山地』・『奥津軽』・『ストーブ列車』・『金木』・
『太宰治』・『人間失格』・『津軽』・『走れメロス』・『地吹雪ツァー』・・・

これだけ並べたらもうお分かりでしょう。
津軽五所川原駅~津軽中里駅(営業キロ数20.7km)間を営業する小さな鉄道ですが、
これが今結構人気を集めています。
営業継続のためにさまざまな工夫を凝らして集客のために涙ぐましいほどの努力が
続けられてきた成果の現れでしょう。
この鉄道に乗るために態々訪れるお客さんもいるようです。

私は未だ乗ったことが無いのですが、一度乗った見たいと思っています。
そんな津軽鉄道の始発駅、津軽五所川原駅の模様を写してきました。


津軽五所川原駅に到着した一両編成の車両です。
ヘッドに「走れメロス」の名盤が取り付けていました。
駅の風景はこんな感じです。


これは上の画像とは別の「走れメロス」号です。
先ほど津軽中里駅に向けて出発して行きました。

五能線

五能線

世界遺産・白神山地、水森かおりさんの「五能線」、作家太宰治の「津軽」および生誕100年、
五所川原市の「立佞武多」などに後押しされて『五能線』の人気が高まっています。

五能線は秋田県東能代~青森県川部駅間を繋ぐローカル線で、これまでは通勤・通学等
地元の乗客が殆どでしたが、最近は前記の要因で地元らしからぬ乗客の姿が何時も見か
けられるようになりました。
観光ブームに合わせて、JR東日本も観光列車の運行を始めたことも大きいと思います。


今日は所要で、五能線を利用して五所川原市へ出かけました。
そのついでに五能線の様子をお伝えしようと思い、写真を撮ってきました。
あいにくの雨模様&夕方で、撮影日和ではありませんでしたが、今日現在の姿です。


五能線には、通常の普通列車のほかに「リゾートしらかみ」という列車が運行されています。
其々に「青池」「橅(ぶな)」「くまげら」の三編成があり快適な旅ができるようになっています。


今回はその中から、私が眼にした列車の姿をお目にかけようと思います。
こらは通常の普通列車の編成です。

これは「青池」編成の列車です。
後ろに見える建物は中型の立佞武多が入る建物です。

これは「くまげら」編成の列車です。

2010-10-03

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・008


既に何度もお知らせしたように、田舎館村の田んぼアートは今日の「稲刈り体験ツァー」で
刈り取りがおこなわれました。
およそ1000名程の参加者が慣れない手つきで鋸状の稲刈り鎌で稲刈りをしました。
途中から雨が降り出すなど、不安定な天気でしたが、
予定通り11時頃には無事終了。
その後はお楽しみの昼食が振舞われました。
メニューは新米のおにぎり&豚汁です。
家族連れやカップルなどが思い思いの場所を選んで食べていました。

ランチタイムと並行して各種のイヴェントも催されました。
「よさこい」の演技もあり、観客の中から幼稚園くらいの女の子が出てきて
演技者に合わせて踊りだしたのが何よりのご愛嬌でした。


其のⅠ                                                                                 
今にも降りだしそうな空の下1000名もの人々たちが一斉に稲刈りを始めた。

其のⅡ
『牛若丸』の頭頂部。今日は刈り残されて。

 其のⅢ
上から見ても、下から見てもアートはアート。

其のⅣ
やっぱりアートですね・・・。来年がお楽しみ。

2010-10-01

田んぼ de Art

田んぼ d Art・・・007


田舎館村の田んぼアートが見られるのもいよいよ終わりとなります。
10月3日には稲刈り体験ツアーが行われて、刈り取られてしまいます。
私は最後のチャンスと、昨30日に行ってきました。
幸い良く晴れた好天に恵まれて、撮影も好調でした。
田植えから継続して季節ごとの田んぼアートを観て来ましたが、この日も裏切られることなく
素晴らしいアートの鑑賞ができました。
季節ごとに其々の美しさを見せてくれます。

相変わらず、遠来のお客様がとても多くて、それも何回も・毎年のように訪れる方もいます。
回を重ねる毎に難しいテーマを見事にこなしてきた表現力とともにロケーションの良さが
外の地域での田圃アートを圧倒してのナンバーワン地位をもたらしているのでしょう。

今となっては、もう後に引くことができない、村のというよりも日本の一大イヴェントといえるでしょう。
来年はどんなアートを見せてくれることかと、今からとても楽しみです。
田舎館村田圃アートは10月3日(日)に刈り取られます。

                              


最後のチャンスと思い、9月30日に撮影してきました。

青函連絡船・八甲田丸

青函連絡船・八甲田丸

かつては本州と北海道を繋ぐ大動脈として活躍した、青函連絡船。
青函海底トンネルの開通とともに航路廃止となってそのお役目を終えました。
昔日の面影を今に残そうと、函館港と青森港とに其々メモリアル-シップとして繋留されています。
青函連絡船の船名は其々の地名に因んだ名前が与えられておりました。
函館港では『摩周丸』、青森港では『八甲田丸』がかつての桟橋に繋留保存されています。

青函連絡船は世界でも珍しい鉄道連絡線でもありました。
船内の貨車デッキにはレールが敷かれてあり船尾の開口部から陸上の線路へと繋がっているのです。
青森港ではこの鉄道施設も一部分残されています。
これは鉄道の歴史的にも貴重な資料だと思います。

今年は、東北新幹線が新青森駅まで全線開通する記念すべき年です。
青森を訪れる方も増えることと思います。
そんなこともあって、八甲田丸も化粧直しが行われました。
元のキレイな黄色に塗装し直された八甲田丸を船尾の鉄道施設とともに撮影しました。
郷愁を漂わせた八甲田丸の撮影はこの位置が最適のようです。
船齢も古く船体の傷みも進んでいるようですが、青森市民にとっては貴重な歴史遺産です。


私は、この位置から見る八甲田丸がとても好きです。

青森ベイブリッジ秋景

青森ベイブリッジ秋景


暑い暑い夏も過ぎて、北国も漸く秋めいてきました。
街路樹も紅葉の準備を始めたようです。
空も高く澄み渡るようになってきました。


そんな一日、青森市へ出かけてきました。
本当の目的は、ヴェトナムへの旅を撮影された女性写真家の展覧会の鑑賞です。
数年来、外国で撮影した写真の展覧会をされてる方です。
単なる旅行写真ではなく、きちんと視点を据えて撮影される方です。
働く人々・子ども達・家庭の中にまで入り込んでの撮影は土地の人に受け入れられていないと
できない所行です。


私は、今日の旅の途中で見た青森ベイブリッジを撮影してきました。
このポイントからの青森ベイブリッジは私の好きな光景でもあり、
青森へ出かけるときは何時も気にかけるところです。
今日は家を出るときから予感がしていたので、狙い通りでした。

青森ベイブリッジはとても美しい橋です。
主桁を支えるために主塔から張られたケーブルはゴールドの塗装で、
朝の光にキラキラ輝いていました。
眼では見えてもその色を写真で現すのは容易ではないようです。
ビシッと張りつめたこの三角形に美しい魅力を感じるのは、このケーブル
一本々々にこの橋の命が支えられているからでしょうか。


朝の陽光に輝く青森ベイブリッジ。


東北新幹線が12月4日から新青森駅まで全線開通となります。
そのための準備が急ピッチで進められていますが、遠来の観光客を迎える列車の新調も
進められています。
JR津軽線・大湊線を走る「リゾートあすなろ」はデーゼルエンジンと電気モーターとの
ハイブリッドタイプの新型列車です。
たまたま、ホームに止まっていましたので早速写してきました。



JR自慢のハイブリッドカー。『リゾートあすなろ』。