屋根の上に赤いポンプが・・・
先日、不思議な光景を眼にしました。
建物の屋根の上に赤い小さなポンプが載っているのです。
一度は通り過ぎたのですが、印象が強く、ぜひ写真を撮りたく、ブログネタにも最適と思い、車を引き返しました。
よく見るとかなり大きなお屋敷に蔵もあり、そこはまるで赤瀬川源平の「路上観察学会」の世界ではありませんか?
件の赤いポンプは小さな小屋の屋根に乗っかっているのでした。
その小屋の中からは時々「ウィーン」というような音が聞こえてきまして、それは聞き覚えのある地方によくある水道ポンプの音なのでした。
そのポンプ小屋の上にまたポンプが載っているのです。
きっと使い古したものを捨て切れずに陳列しておいたものでしょうか・・・。
そればかりではありませんでした。
よく見ると、お屋敷の入り口には此れはまた、巨大な大釜が伏せられて鎮座ましましているのです。
そのほかにも、小さな彫刻やお道具などもお屋敷のいたるところに無造作に置いてあるのでした。
ちょうど帰ってきました、この家のお嫁さんという方の言によれば「おじいちゃんが好きでやっているのです」とのことでした。
赤瀬川氏が見たらきっと笑い転げて涙を流さんばかりに喜びそうな光景でした。
だとしたら、ちょっとした文化財的価値かも・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿