2007-07-05

庭に雀さんが・・・


季節は真夏だというのに、あまり気温が上がりません。


梅雨に入ったといってもあまり雨の降りそうな気配もありません。



たまには、少しは雨でも降ってくれたら良いのにと気を揉んでおります。


日中は半そでがちょうど良いくらいなのに、夜にはひんやりするような日々が続いています。

・・・・・・

思いが天に通じたのか、昨日からお湿り程の雨が降っております。


今日も路面が乾ききらない程度に降っています。


食べ残しのご飯が、少し怪しくなってきましたので水洗いをして庭に撒いておいたら早速雀たちがやって来ました。最高のご馳走を見つけた彼らは、次々に仲間達を誘い合っては嬉しそうに啄ばんでいます。


幾粒もいっぺんに頬張ったり、嘴の上にまでご飯粒を載せたりと見ていても飽くことのない光景を楽しんでいます。


思い立って写真を撮って見ることにしました。
愛用のNikon D2Hに望遠レンズを付けて覗いてみると少し距離がありすぎるようですが止むを得ません。
ファインダーを通して見つめる彼らの姿はとても愛嬌があって微笑ましいものです。


お互いに認め合った間柄のように、彼らもレンズのことは気にも留める風も無く食餌に余念がありません。


光線の状態も余りよくなく、作品と言えるほどのものは撮れませんでしたが、庭の雀さんたちとの交流を深めた楽しいひと時でした。


             親子雀でしょうか?
 口移しにご飯を上げている様子がとても微笑ましかったです。

2007-07-02

田圃 de Art Ⅱ

その後の 田圃の様子をお知らせします

今日(7月2日)の状況は、稲の色が一段と鮮やかさをまして絵柄もくっきりとしてきました。

前回までの訪問時は田圃一面に水が張ってありましたが、今日は水が退いた状態でした。此れは稲作の技術的な処理のためだと思います。幼苗までの時期は水を深くして、寒暖の差から苗を守ります。

これからは気温も高くなるため太陽の恩恵を享けて土壌も自然に暖められ、稲の生長を促します。

7月中旬頃には、一段と生長し描かれた絵柄も一層鮮やかに見られるものと思います。また、植えられた稲の種類によって生長の度合いが異なるため次第に微妙な立体感が現れて趣が深まるものと思われます。




           弘前市立博物館で開催の『四大浮世絵師展(6月2日~7月1日)』  
           に展示の本物の作品を見てから訪れる方もいるらしく、田圃に描か

           れた作品の出来映えの素晴らしさに感動を新たにされるようです。

田圃 de Art Ⅰ
5月27日付けで、「田植え体験ツアー」のことを書きましたがこの記事はその続編です。

去る6月19日、その後の稲の生長の様子を見てきました。

たっぷりと水を張った田圃に四色(四種類)の稲の苗を植えて描かれた北斎の絵がくっきりと浮かび上がっていました。

若々しい色合いを保った早苗がしっかりと田圃に根付いている様子が見て取れました。一本のまっすぐな路を隔てた左側が『神奈川沖波裏』、右側が『凱風快晴』です。(『凱風快晴』は配置の都合で止むを得ず裏返しの構図になっているのだそうです。)

これから稲の生長に伴い、次第に色濃くまた稲の種類によって生長の度合いが異なるために、絵柄に多少の立体感が現れて次第に見応えが勝るものと思われます。

見頃は、7月中旬~8月中旬と言われております。

既に多くの方が見学に訪れて、「天守閣」では感激の声があたりにこだましておりました。
葛飾北斎画『神奈川沖波裏』(つがるロマンは青森県産の銘柄米の名称です)

『凱風快晴(赤富士)』(構図は裏返しになっています)