2009-01-26

続々続・冬の林檎園から・・・

まとまった雪が降ったあとの林檎園に行ってきました。
この日は、朝から快晴のような青空で今の季節には珍しく穏やかな一日でした。
道の駅「なみおか」に続く林檎園は新雪に覆われて足跡もなく、なだらかな丘には真っ白いキャンバスに墨絵のような林檎園が広がっていました。
樹に残っていたリンゴの果実はいつの間にか収穫されて、今はもうすっかり裸木の姿を留めるのみでした。
深い雪の下からは、剪定されたリンゴの小枝が無造作ながら何か表情あり気に覗いています。
これが津軽の冬の林檎園の姿なのだと、この寒い季節にリンゴづくりに熱い情熱を注ぐ人たちへの想いとやがてまたこの樹々に白い花が咲き、赤い実が生る季節の来ることを思いながら一時を過ごしたのでした。



白いキャンバスにモダーンアートのような影を落とし、静かな佇まいを宿す冬の林檎園。

2009-01-03

明けましておめでとうございます

ブログを訪問の皆様には、清々しい新年をお迎えのことでしょうか。
昨年は、いろいろと騒がしいことの多い一年でしたが、新しい年が皆様にとって幸せな年でありますよう願っております。

私は、今年も村の八幡宮に新しい年縄を奉納する行事の撮影に行ってまいりました。
これは私にとって、年の始めの年中行事のようになっております。
時々強く降る雪の中を、締め込み一本の善男たちに担がれた年縄の行列が寒さを振り払うようにしてお社に向かうさまは、まさしく神の世界を思わせる神々しさがあります。
新しい年の門出を祝う清々しさがあります。
これらの男達は、神の代理人として村社に新しい年縄を奉納し、村の安泰と発展を祈願したのです。

正月二日は、恒例の岩木山神社への初詣をしました。
あいにくの天候に悩まされましたが、神との約束事と思えばそれもまたむべなるかな。

極上の好天にに恵まれて再訪した岩木山神社。
参道の背後にくっきりと浮かび上がった岩木山。(1月9日撮影)