2010-12-04

東北新幹線全線開通

:東北新幹線全線開通


平成22年12月4日

   東京駅発  06:28 はやて11号
   新青森駅発 06:31 はやて12号 

の営業運転開始を以ってJR東日本東北新幹線は待望の
東京駅⇔新青森駅間の全線営業運行が開始されました。
(新青森駅着の一番列車は盛岡駅発06:54のはやて93号でした)
これは、明治からの日本鉄道史上特筆すべき快挙です。
来春の九州新幹線の全線開通により、本州と九州は鉄道で一本
に繋がることになります。
平成27年頃には北海道新幹線が新函館駅まで完成の見込みで日本列島高速鉄道網が完成されるのもそう遠いことでなさそうです。

この偉業は、一人青森県人のみならず、全国民が喜んでよいこと
ではないでしょうか。

E5系が運転去れる頃には、ぜひ東京に行ってみたいと思います


本日画像はありません。

東北新幹線

東北新幹線いよ々々全線開通!!

とうとう明日になってしまいました。
待ちに待った東北新幹線がいよいよ明日、
新青森駅まで全線開通、営業運転を開始します。
この日を青森県民は40年間も待ったのです。
青森県民だけではありません。
北海道民もこの日を待ち続けたはずです。
そうでなければ、北海道新幹線も繋がらないのですから。
明日から暫らくは、青森県各地はお祭り騒ぎが続きそうです。

明日はミッキーマウスのパレードも予定されていますが、
実はお天気が心配です。
氷雨の中をパレードするのは、とても気の毒です。
最悪の場合は中止になるかも知れません。

でも、新幹線はダイヤどおり走るのです。
「夢と希望」を乗せて。
本当に文字通り夢にまで見た新幹線が明日からは
ごく当たり前のように毎日走り続けるのです。



弘前駅のカウントダウン表示も「1」となりました。

2010-11-20

東北新幹線

東北新幹線

東北新幹線全線開通までのカウントダウンが「14」となりました。
今度こそ本当に東北新幹線は、青森県まで到達するのです。
この日を青森県民はどれほど待ち続けたことでしょうか?
政治に翻弄され続けて、幾たび挫折を味わったことか。
希望を持たされては裏切られの連続でした。
今度こそ、紛れも無く本当に新幹線は来るのです。
陸奥(ミチノク)青森県にも遅まきながらほんの一筋の光と希望が
仄見えて来たような気がします。



弘前駅のカウントダウン表示が「14」を示しています。
いよいよ東北新幹線は新青森まで運行されます。

2010-11-11

東北新幹線

東北新幹

東北新幹線の全線開通が待たれる青森県ですが、奥羽本線弘前駅頭には新たに運行される『はやぶさ』号の巨大なイラストが掲げられています。
全線開通の日が未だ正式に決定される前のイラストのために「4日』の日付こそ入っていませんが、その日を迎える意気込みと期待感が漂っています。

その日に備えて、駅コンコースでは毎日のように津軽三味線の演奏や郷土物産の展示販売・お弁当やお土産品の販売が行われ、アピールに励んでいます。
駅中の観光案内所では、海外からの観光客のために英語・中国語・韓国語などのパンフレ
ットも置かれるようになりました。

世はまさに国際化の時代です。国内の旅行客だけに依存する時代は終わったのでしょう。
太宰治の作品が多数の国語に翻訳されて読まれる時代です。
太宰も草葉の陰で『津軽』も国際化しなきゃ・・・。と言っているのかも知れません。

(「はやぶさ」の運行は来年3月5日からに決定しました)


弘前駅頭の「はやぶさ」のイラスト。

2010-11-04

東北新幹線

東北新幹線

カウントダウン30日

東北新幹線の新青森駅までの全線開業までとうとう30日となりました。
一番列車の指定席乗車券の発売も始まりましたが、たったの30秒で完売だそうです。
まさにプラチナチケット的人気です。

でも、完売したのは指定席券でしょうから、自由席券でよければ当日でも買える?のでは
ないでしょうか。甘いかな?

これからの1ヶ月間は本営業に向けて、青森県各地ではいろいろなプレイヴェントが催される
ことでしょう。
東京表参道でのフェスティバルも大人気のようです。
                     
まるで日本全国から「北へ北へ」民族の大移動が始まりそうな期待感が高まりそうです。
少しオーバーな表現かも知れませんが。
少なくとも来春3月の九州新幹線全線開業までは人気を占できるかも知れませんね。

立ち遅れた陸奥(みちのく)にも少しは光が射して欲しいものですね。

                                                                    開業まで30日のカウントダウン。




この日、時雨もようの弘前市では歓迎アーチのような虹がかかりました。

2010-10-27

東北新幹線

東北新幹線

待ちに待った東北新幹線も間もなく新青森駅まで全線開通します(12月4日)。
JR弘前駅でも準備やPRに余念がありません。
駅のコンコースには、開業日までのカウントダウン案内板が掲げられ今日(23日)現在であと42日となりました。
本当にあともう少しです。
青森県民がこの日の来ることをどれだけ待ち望んだことでしょうか。

弘前駅のカウントダウン表示。

同じコンコースには下のようなモニュメントも設置されています。
青森県は何と言っても「りんご王国」です。
その主産地が弘前です。
津軽の経済を支える基幹産業の「りんご」のアピールも兼ねて
降車客の一番目に付くところに置かれており、家族連れやカップルの記念撮影のスポットにもなっています。
もう既にお目にかかった方も沢山いることでしょう。
青森県民はみな、12月4日を楽しに待っています。
この日から、青森県民だけでなく、日本人の旅行の形態が大きく変るかも知れませんネ。


コンコースに飾られた巨大な林檎のモニュメント。

津軽鉄道

津軽鉄道

『五能線』・『五所川原立佞武多』・『白神山地』・『奥津軽』・『ストーブ列車』・『金木』・
『太宰治』・『人間失格』・『津軽』・『走れメロス』・『地吹雪ツァー』・・・

これだけ並べたらもうお分かりでしょう。
津軽五所川原駅~津軽中里駅(営業キロ数20.7km)間を営業する小さな鉄道ですが、
これが今結構人気を集めています。
営業継続のためにさまざまな工夫を凝らして集客のために涙ぐましいほどの努力が
続けられてきた成果の現れでしょう。
この鉄道に乗るために態々訪れるお客さんもいるようです。

私は未だ乗ったことが無いのですが、一度乗った見たいと思っています。
そんな津軽鉄道の始発駅、津軽五所川原駅の模様を写してきました。


津軽五所川原駅に到着した一両編成の車両です。
ヘッドに「走れメロス」の名盤が取り付けていました。
駅の風景はこんな感じです。


これは上の画像とは別の「走れメロス」号です。
先ほど津軽中里駅に向けて出発して行きました。

五能線

五能線

世界遺産・白神山地、水森かおりさんの「五能線」、作家太宰治の「津軽」および生誕100年、
五所川原市の「立佞武多」などに後押しされて『五能線』の人気が高まっています。

五能線は秋田県東能代~青森県川部駅間を繋ぐローカル線で、これまでは通勤・通学等
地元の乗客が殆どでしたが、最近は前記の要因で地元らしからぬ乗客の姿が何時も見か
けられるようになりました。
観光ブームに合わせて、JR東日本も観光列車の運行を始めたことも大きいと思います。


今日は所要で、五能線を利用して五所川原市へ出かけました。
そのついでに五能線の様子をお伝えしようと思い、写真を撮ってきました。
あいにくの雨模様&夕方で、撮影日和ではありませんでしたが、今日現在の姿です。


五能線には、通常の普通列車のほかに「リゾートしらかみ」という列車が運行されています。
其々に「青池」「橅(ぶな)」「くまげら」の三編成があり快適な旅ができるようになっています。


今回はその中から、私が眼にした列車の姿をお目にかけようと思います。
こらは通常の普通列車の編成です。

これは「青池」編成の列車です。
後ろに見える建物は中型の立佞武多が入る建物です。

これは「くまげら」編成の列車です。

2010-10-03

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・008


既に何度もお知らせしたように、田舎館村の田んぼアートは今日の「稲刈り体験ツァー」で
刈り取りがおこなわれました。
およそ1000名程の参加者が慣れない手つきで鋸状の稲刈り鎌で稲刈りをしました。
途中から雨が降り出すなど、不安定な天気でしたが、
予定通り11時頃には無事終了。
その後はお楽しみの昼食が振舞われました。
メニューは新米のおにぎり&豚汁です。
家族連れやカップルなどが思い思いの場所を選んで食べていました。

ランチタイムと並行して各種のイヴェントも催されました。
「よさこい」の演技もあり、観客の中から幼稚園くらいの女の子が出てきて
演技者に合わせて踊りだしたのが何よりのご愛嬌でした。


其のⅠ                                                                                 
今にも降りだしそうな空の下1000名もの人々たちが一斉に稲刈りを始めた。

其のⅡ
『牛若丸』の頭頂部。今日は刈り残されて。

 其のⅢ
上から見ても、下から見てもアートはアート。

其のⅣ
やっぱりアートですね・・・。来年がお楽しみ。

2010-10-01

田んぼ de Art

田んぼ d Art・・・007


田舎館村の田んぼアートが見られるのもいよいよ終わりとなります。
10月3日には稲刈り体験ツアーが行われて、刈り取られてしまいます。
私は最後のチャンスと、昨30日に行ってきました。
幸い良く晴れた好天に恵まれて、撮影も好調でした。
田植えから継続して季節ごとの田んぼアートを観て来ましたが、この日も裏切られることなく
素晴らしいアートの鑑賞ができました。
季節ごとに其々の美しさを見せてくれます。

相変わらず、遠来のお客様がとても多くて、それも何回も・毎年のように訪れる方もいます。
回を重ねる毎に難しいテーマを見事にこなしてきた表現力とともにロケーションの良さが
外の地域での田圃アートを圧倒してのナンバーワン地位をもたらしているのでしょう。

今となっては、もう後に引くことができない、村のというよりも日本の一大イヴェントといえるでしょう。
来年はどんなアートを見せてくれることかと、今からとても楽しみです。
田舎館村田圃アートは10月3日(日)に刈り取られます。

                              


最後のチャンスと思い、9月30日に撮影してきました。

青函連絡船・八甲田丸

青函連絡船・八甲田丸

かつては本州と北海道を繋ぐ大動脈として活躍した、青函連絡船。
青函海底トンネルの開通とともに航路廃止となってそのお役目を終えました。
昔日の面影を今に残そうと、函館港と青森港とに其々メモリアル-シップとして繋留されています。
青函連絡船の船名は其々の地名に因んだ名前が与えられておりました。
函館港では『摩周丸』、青森港では『八甲田丸』がかつての桟橋に繋留保存されています。

青函連絡船は世界でも珍しい鉄道連絡線でもありました。
船内の貨車デッキにはレールが敷かれてあり船尾の開口部から陸上の線路へと繋がっているのです。
青森港ではこの鉄道施設も一部分残されています。
これは鉄道の歴史的にも貴重な資料だと思います。

今年は、東北新幹線が新青森駅まで全線開通する記念すべき年です。
青森を訪れる方も増えることと思います。
そんなこともあって、八甲田丸も化粧直しが行われました。
元のキレイな黄色に塗装し直された八甲田丸を船尾の鉄道施設とともに撮影しました。
郷愁を漂わせた八甲田丸の撮影はこの位置が最適のようです。
船齢も古く船体の傷みも進んでいるようですが、青森市民にとっては貴重な歴史遺産です。


私は、この位置から見る八甲田丸がとても好きです。

青森ベイブリッジ秋景

青森ベイブリッジ秋景


暑い暑い夏も過ぎて、北国も漸く秋めいてきました。
街路樹も紅葉の準備を始めたようです。
空も高く澄み渡るようになってきました。


そんな一日、青森市へ出かけてきました。
本当の目的は、ヴェトナムへの旅を撮影された女性写真家の展覧会の鑑賞です。
数年来、外国で撮影した写真の展覧会をされてる方です。
単なる旅行写真ではなく、きちんと視点を据えて撮影される方です。
働く人々・子ども達・家庭の中にまで入り込んでの撮影は土地の人に受け入れられていないと
できない所行です。


私は、今日の旅の途中で見た青森ベイブリッジを撮影してきました。
このポイントからの青森ベイブリッジは私の好きな光景でもあり、
青森へ出かけるときは何時も気にかけるところです。
今日は家を出るときから予感がしていたので、狙い通りでした。

青森ベイブリッジはとても美しい橋です。
主桁を支えるために主塔から張られたケーブルはゴールドの塗装で、
朝の光にキラキラ輝いていました。
眼では見えてもその色を写真で現すのは容易ではないようです。
ビシッと張りつめたこの三角形に美しい魅力を感じるのは、このケーブル
一本々々にこの橋の命が支えられているからでしょうか。


朝の陽光に輝く青森ベイブリッジ。


東北新幹線が12月4日から新青森駅まで全線開通となります。
そのための準備が急ピッチで進められていますが、遠来の観光客を迎える列車の新調も
進められています。
JR津軽線・大湊線を走る「リゾートあすなろ」はデーゼルエンジンと電気モーターとの
ハイブリッドタイプの新型列車です。
たまたま、ホームに止まっていましたので早速写してきました。



JR自慢のハイブリッドカー。『リゾートあすなろ』。

2010-09-28

飛鳥 Ⅱ

飛鳥 Ⅱ


青森~小樽間二泊三日の航海を終えた客船『飛鳥Ⅱ』が14日午後青森港に帰って来ました。
はるか水平線の彼方に白い小さな塊のようなものが現れると、それが『飛鳥Ⅱ』であることが
すぐに分かります。
先代も含めて『飛鳥』の船体は真っ白ですがただ白いだけではない、とても深い味わいのある
白だと思います。とても美しく感じられます。
船体のデザインも素晴らしく美しく感じられます。
何度も撮影していますが、いつ見てもその美しさに感動します。

今回は、都合4回ほどの撮影チャンスでしたが、結局一度だけしか撮影できませんでした。
洋上にある『飛鳥Ⅱ』は動いているのか止まっているのか殆ど分からないほどの動きで
青森港に近づいてきます。
そんな『飛鳥Ⅱ』を300㎜の望遠レンズで追い続けるうちにやがてまさに手が届くほどに視界
いっぱいに近づいてくるとその圧倒的なダイナミックスに感動してしまいます。

港の入り口まで来ると、さすがに望遠レンズのままでは撮影できません。
そこからは、短いレンズに変えての撮影になります。
狭い港内をゆっくりとタグボートの助けを借りながら、見事に接岸します。

接岸した『飛鳥Ⅱ』に勿論動きはありませんが、それはそれで見る位置や角度・太陽の
傾きによってによってさまざまな姿を見せてくれます。
そんな『飛鳥Ⅱ』を日暮れまで追い続けて今日の撮影を終わります。
タグボート『うとう丸』の出迎えを受ける『飛鳥Ⅱ』。

青森港に近づく『飛鳥Ⅱ』の前を内航のタンカーが横切っていった。


青森港に入港瞬間の『飛鳥Ⅱ』

2010-09-24

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・006

「田んぼ de Art・・・5」に掲載した画像について。
画像の色調については、ホワイトバランスの設定ミスによる誤色だったようです。
今日改めて撮影し直しましたのでお眼にかけます。
本稿に掲載の画像が今日現在の正しい画像です。

門外漢ながら田んぼの景色が例年とは少し違うような気はします。
異常な暑さがなんらかの影響はあったように思います。

ですが、間違い撮影の画像も何か捨てがたいような味があるような気がします。
そういうわけで削除はせず、このブログをご覧の皆様方の判断に委ねようと思います。
皆様の寛大なお心におすがりします。

田んぼアートはいよいよ10月3日、稲刈りを迎えます。



今日は晴天と曇天が目まぐるしく入れ替わる日でした。
割合にキレイに撮れたようです。

2010-09-23

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・005

田舎館村の田んぼアートはいよいよ収穫期を迎えようとしています。
夏の異常な暑さのために、生育も早まっているようです。
周りの田んぼではもう、稲刈りが始まっています。
気のせいか、例年のようなキレイな黄金色とは少し違うようにも見えます。
それでも、『弁慶』と『牛若丸』の姿はくっきりと現れています。
若葉色した初夏の頃の瑞々しい色合いとはかなり異なる雰囲気です。
心成しか弁慶などは今のほうが力強く逞しくさえ感じられます。
それは今の季節にしか見られない色合いです。
季節ごとに衣替えしていくように色の変化を楽しませてくれた田んぼアートも
まもなく「稲刈り体験ツアー」の皆さんに刈り取られてしまいます。
「稲刈り体験ツアー」は10月3日AM9:00からです。

およそ半年間多くの人たちを楽しませてくれた田んぼアートまもなく収穫されます。
今はこんな色ですが、皆さんのPCではどんな色にみえるでしょうか?

2010-09-07

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・004

ほぼ一ヶ月ぶりの田んぼアートです。
夏になってからの好天と高温のため、稲の生育も順調のようです。
『弁慶』の周りの稲がひときわ鮮やかに黄色く色付いているのがお分かりと思います。
緑色のところも、少しずつ稲穂が首(コウベ)を垂れはじめているようでした。
この日も、多くの方々が見学に訪れて天守閣は行列を捌くガードマンさんがてんてこ舞いでした。

実るほど こうべを垂れる 稲穂かな』・・・明治天皇の御製と教えられました。


周りの稲穂が鮮やかな緑色から少しくすんだ緑に
変わってきているのがお分かりでしょう。

2010-08-03

弘前ねぷたまつり

弘前ねぷたまつり

弘前ねぷたまつりが8月1日開会しました。
この日は、朝から雨模様で夕刻の開会式時刻まで断続的な雨が残っていました。
そのため待機場所に勢揃いしたどのねぷたも雨よけのビニールシートがかけられていました。
灯りの灯されたねぷたにビニールシートはいかにも無粋です。

幸いにも開始時刻頃には雨の気配も遠のいたために、シートは取り除かれていきました。
次第にどのねぷたにも灯りが灯されて、薄暗闇の中に伝統的なねぷた絵の姿が
浮かびあがって幻想的な世界へと訪れた人々を誘います。

今年は、弘前城築城400周年の記念すべき年だそうで、藩祖津軽為信公に因んだ作品や
キャッチフレーズが多く見受けられますた。

また今年は、東北新幹線が新青森駅まで全線開通(12月4日)の記念すべき年です。

弘前ねぷたまつりもそのプレイヴェントとしての意味合いも含まれて例年以上に盛大に
盛り上がりそううです。

弘前ねぷたまつりは、8月1日~6日までが夜間運行で、7日は日中運行です。
七日目のことを七日日(なのかび)と称していますが、昔はこの日は市中を練り歩きながら
岩木川原まで運びそこでねぷたに貼られた絵を川に流す精霊流しが行われました。
今は川に流すことはできません。

そんな弘前ねぷたまつりを、一人でも多くの方々に観て欲しいものです。

数台のねぷたがずらりと勢揃いしたところを写すのが写真家の願望です。
それが弘前ねぷたの醍醐味でもあるのですが、
今はそのような光景を望むのはよほど難しくなりました。


弘前ねぷたの真骨頂は見送り絵にあるとされています。
その描写も年々変化を遂げているように見られます。

青森ねぶたまつり

青森ねぶたまつり

恒例の青森ねぶたまつりが始まりました。
今年は東北新幹線が新青森駅まで全線開通(12月4日)する記念すべき年です。
開通を盛り上げようと青森県一丸となって準備を進めていますが、
県都であり執着駅となる青森市の意気込みは尋常ではありません。

ねぶたまつりは、通常8月2日~7日ですが、今年はまつり開始に先立って巡行コースに
出陣予定のねぶたを展示するという企画が特別に行われました。

青森ねぶたの撮影は暫らく遠のいていましてが、久し振りに出かけて見ました。
暫らく見ないうちに青森ねぶたの雰囲気も大分変わっているような感じでした。

そんな青森ねぶたの一面を下の写真から読み取って頂ければと思います。

青森ねぶたまつりは2日~6日は夜間運行。
                7日は日中運行。
                夜は受賞ねぶたのみ海上運行&花火大会です。
        
勇壮な戦いの一部を切り取って撮影しました。

青森ねぶたは戦いのねぶたです。

2010-07-22

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・003

田舎館村の田んぼアートを見てきました。
『弁慶』と『牛若丸』の姿が鮮やかに田んぼの中に浮かんでいました。
日本人なら殆どの人が知っている、五条の橋の場面が見事に描かれています。
田んぼアートは今年も人気上々で、ついに海外のメディアまでもが取材に訪れるという好評ぶりです。
日本の報道などで見た彼らは「CGか何かで表示されたのだろうか?」というのが第一印象
だったそうです。
現地を見て、それが本物の色違いの稲でできていることに「二度吃驚」したようです。
海外ではどんな報道がされて、どんな評価を受けるのか楽しみです。
実際に、田植えや稲刈りには日本在住の外国人も多数参加されますので、彼らを通じては
既に本国の家族や友人・知人には伝わっていることでしょう。
小さな村のささやかな試みが世界に輪を広げて伝わっていることは驚きであり、拍手喝采です。

田んぼアートは稲が黄色になる前が見頃とされているようです。
8月中は十分楽しめるのではないでしょうか?
勿論、田んぼが黄金色に変っていく収穫前の頃も、それはもうすばらしいです。
つまり、田植えから刈り取りまでいつでも楽しめるということです。(少なくとも私には)
未だ見ていない方にも、まだまだチャンスはあります。
一度訪れて、実際にご覧になられては如何でしょうか。


五条の橋の上で弁慶と牛若丸との運命の出会い


五条の橋の上で大薙刀を振るう弁慶
牛若丸の名場面もご覧のとおり














2010-06-29

カモメ

カモメ

青森港をブラブラしていたら照明灯にカモメが一羽翼を休めていた。
暫らくしても動かずにいたので写真を撮らせてもらうことに。
気付いてはいたと思うけど、一応モデルには内緒でということで・・・。
そういうわけでここにもモデルさんには無断掲載させてもらいました。


                                     カモメの水兵さんも一服です。

弘前大学入学式

弘前大学入学式

弘前大学は、名実共に青森県内ではトップブランドの大学です。
今日は弘前大学の入学式でした。
入学式は、弘前市民会館で午前と午後に分かれて行われます。
入学式は、とても厳粛なものでしょうが、式場の外で見られる若者達は
とても個性的で、バラエティーがあり活動的に見えました。
最近の若者の集団では圧倒的に女子陣の方がバイタリティーが
あるように見えます。
特にサークルへの勧誘などにかける女子のエネルギーは男子を圧倒してしまいそうです。
何れも親たちの期待を背負って入学されたことでしょう。
学問もしっかりと修めて、立派に巣立って欲しいものです。

会場の市民会館に掲げられた歓迎の幕。





会場の市民会館に向かってずらりと並んだ自転車たち。
これから先、学生達のどんな思いを乗せて校門をくぐることでしょう?


 
弘前大学のシンボルを刺繍した柔道着。
これを観るのが私の楽しみの一つです。

蔵shick

蔵-shick

日本は、何処へ行っても蔵のある光景を眼にすることができます。
其々に地方独特の風情を現し趣あるものです。

しかし最近は特に農村部などでは、あわれな姿を留める蔵が少なくありません。
年代を経て壁が脆くなったところに地震などに遇うとひとたまりもありませんん。
壁が崩れ落ち、修復する手立ても無く風雪に晒される裡に見る影も無く廃れてしまいます。

蔵のある家はそれなりに栄えた家であろうけれども時は移り蔵のあることが負担になるのでしょう。
哀れなのは、惨めな姿を人目にさらされる「蔵」です。
そんな蔵の姿を眼にすると本当に気の毒に思えます。
「蔵」のことです。

何の手立ても無く崩れるに任せて、潰えることを思うと本当に哀れに思えます。
そんな蔵の姿を、些かでも面影が残っている内に写真に残しておきたいと思います。

「蔵-shick」とは、病んだ蔵への鎮魂の意味合いでタイトルに選びました。


すっかり壁が崩壊し、中が透けて見えそうな蔵の佇まい。

2010-06-28

Photo Sketch

Photo Sketch・・・042



冬の野面

冬の野面は真っ白に塗り尽くされて変化に乏しいように見えます。

でもよく見ると以外にも微妙な変化に富んでいることが分かります。

微妙な起伏に射した光の変化が、平凡な光景をこの上もなく美しく見せてくれることがあります。

雪国の暮らしには大変厳しいものがありますが、雪国ならではの至福の恩恵もあるわけです。



今回は、田んぼの水路を埋め尽くさんばかりに降り積もった雪が創りだした造形の綾を撮影してみました。

柔らかな表情に優しさを感じて・・・。


Photo Sketch

Photo Sketch・・・041



私・・・。

雪の上に伸びた私の影です。

あまりかっこよくは無いです。

広い風景を、広角レンズで撮影しようとするときに、どうしても自分の影を避けきれないことがあります。

ならばということで、そんなときはむしろ自分の影をも取り込んだ撮影を試みることがあります。

自分の影も被写体の一部になってもらうわけです。

全体の雰囲気を損ねないように気を配りながら・・・。



今回は、自分の影を主役に遊んで見ました。



D2Hを構える私。

Photo Sketch

Photo Sketch・・・040


足跡

真っ白な雪原を辿った僕の足跡です。

晴天に恵まれた足跡ひとつない午後の雪原をとても気持ちよく散歩することができました。

無垢のキャンバスにどのような軌跡を描くべきか?畏れを抱きながらの散歩でした。

他愛も無いことながら、意外なところに存外な光景を見せてくれるものです。

描かれた軌跡

(本稿は4月17日の投稿でしたが下書き保存中に日付がずれたようです。
Photo Sketch・・・042まで同様です。陳謝!!)

春のりんご園

春のりんご園に行ってきました

春の陽気に誘われて郊外のりんご園に行って見ました。




この畑では、まだ冬から目覚めたばかりのようで、剪定された枝が樹の下に横たわっていました。


畑の手入れは、その地域や園主によって異なるようです。


この畑では枝先が広々と広がり樹齢を重ねた風情を湛えていました。


写真家にとっては、写し甲斐のある自然の造形美を湛えています。


この樹にもまもなくいっぱいの花を咲かせることでしょう。


そのときがとても楽しみです。


長い冬から目覚めたりんご園

(お詫び:本稿は4月4日の投稿でしたが、下書きに入れてる間に日付がずれたようです。)

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・002

1200名という大勢の人たちが参加して行われた田植え体験ツアーでしたが、あれからほぼ一ヶ月を経過した田んぼの様子を見てきました。

田植え時までは冷涼な気候が続き心配されましたが、その後の天気の持ち直しと好天続きが幸いしたのでしょう早苗も順調に生育しているようでした。

写真のように描かれた『弁慶と牛若丸』の姿もはっきりと現れていました。

子どもの頃の絵本などでお馴染みの姿が、今年は五色の苗で描かれているそうなんですが、五色の区別が今の状況ではよくわかりません。

今は未だ、苗丈も短く水面が見えるほどでしたので、その様子が分かる画像をお見せしたいと思います。

7月に入ると苗丈も伸びて一段と鮮やかな『弁慶と牛若丸』が楽しめることでしょう。


     田舎館村の田んぼアートも今年で18回目となりました。
         今年のテーマは『弁慶と牛若丸』です。


   主役の『弁慶』は天守閣の真下に描かれています。
水面の様子がお分かりでしょう。

2010-05-30

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・001

田植え体験ツアー
今日はすっかりお馴染みとなった、田舎館村田んぼアート田植え体験ツアーの日です。
第18回目となる今年は、日本各地から約1200名の方々が参加されるそうです。
これまでで最高の参加者ということでした。
会場へのバスには外国人や態々東京から来られたという方にもお会いしまいた。

心配された天気も写真でご覧のように雲ひとつない快晴の田植え日和です。
今年のテーマは絵本などで何方もご存知の『弁慶と牛若丸』です。
回を重ねるごとに表現力を高めて、観る人を圧倒・大感激させてそれこそ日本全国から20万人もの観光客を集めるほどの人気となった田んぼアート、今年は何と五色もの稲苗を使って描かれるということです。

6月中ごろにはその全容が現れてくることでしょう。
その後は、日毎に姿や色合いを変えて、訪れる人々に感動を与えてくれることでしょう。

私も節目ごとに訪れて、その姿を楽しみたいと思います。
日々に変わり行く田んぼアートの姿を今年もこのブログでお伝えしたいと思います。

今回は大盤振る舞いで4点もの画像を一挙掲載します。
雲ひとつない快晴です。青空に浮かんだ田舎館城(役場庁舎)。                                                      水を張った田んぼにこれから田植えです。

開会式の様子です。

1200名のお田植えです。岩木山もくっきりと姿を見せています。

お田植えも佳境に入ってきました。

因みに五色の稲の内訳は、
 1.つがるロマン
 2.紫稲
 3.黄稲
 4.観賞用白葉稲
 5.観賞用赤葉稲
とのことてです。

このイヴェントの名称は「田舎館村田んぼアート」ですが、
ブログの見出しに使っている『田んぼ de Art』は私の写真表現上のタイトル名です。
掲載の写真の無断使用はお断りしております。