2007-10-03

豪華客船『飛鳥Ⅱ』(50,142t)青森港に入港



昨日のAmsterdamに続き、二日連続で青森港に豪華客船が入港しました。


今日は飛鳥Ⅱです。

今年の飛鳥Ⅱの青森入港はは今回が4回目です。

青森港には結構よく入港するんですよ。

10月22日にもう一度入港するんですが、今年はそれが最後となります。



飛鳥Ⅱが入港する姿を撮りたくて、入港のたびに計画するんですがが、今年はどうしても果たせませんで、今回漸く撮影することができました。



飛鳥は、初代もそうでしたが本当に美しい船です。何処から見ても美しく感じます。私は、Aomori Bay Bridgeの上から撮影するんですが、到着予定の1時間半くらい前からカメラを構えて待っているわけです。

やがて、沖合いの遥か彼方の水平線上にかすかな船影が現れ、それがゆっくりゆっくりと近づいて来るのを300mmの望遠レンズで眺めていると、次第に船影が大きくなるのがわかります。



数キロ沖合いまで近づき、飛鳥Ⅱの姿がはっきりと視認できるようになる頃、タグボートのUTO丸が出迎えのためにダイナミックな波を引いて港を出て行きます。沖合いでの飛鳥ⅡとUTO丸との出会いは感動的なものがあります。

UTO丸は、多くの場合飛鳥Ⅱの右舷船尾のあたりに、付かず離れずの微妙な距離感を保ちながら、寄り添うように飛鳥Ⅱの入港をエスコートしているように見えます。

やがて、港口に近づくと、飛鳥Ⅱはほとんど静止の状態とも言える微速前進を続けながら慎重に港へ入ってきます。



目前に現れた飛鳥Ⅱの余りの美しさにシャッターを切るのも忘れて見惚れていたくなる想いがよぎります。



この日は、もう一つのエポックメーキングなシーンが展開されました。

9月1日青函航路に初就航したばかりの『ナッチャンRera』が入港して来たんです。『ナッチャン・・・』はさすがに高速船だけあって、遥か彼方に点のように見えたかと思うまもなく瞬く間に近づいてきました。しかも、多分お客さんへのサービスだと思いますが、本来の航路を少し外れて飛鳥Ⅱの方に近寄っているように見えます。こんなことはめったにあるものではなく、夢中でシャッターを切り続けました。結局、作品にするほどのショットには恵まれませんでしたが、良い記念・記録にはなったと思います。

しかも『ナッチャンRera』は前日にトラブルが発生し、一日休んだあとのことだったのでDouble Happyでした。『ナッチャン・・・』ありがとう。





飛鳥Ⅱは本当に美しい船です。

               左後方より『ナッチャンRera』が『飛鳥Ⅱ』の右舷船尾へ

         回り込むように近づきすり抜けて行きました。





間近に迫った飛鳥Ⅱを真正面から見る・・・。

ほとんど波を立てないほどの微速で港へ・・・。




青森港中央埠頭に船体を休める『飛鳥Ⅱ』。


純白の船体が本当に美しい。


ビル越しに見える『飛鳥Ⅱ』。


夕時の光を受けてかすかに茜色を帯びている。

2007-10-02

豪華客船『Amsterdam』(61,000t)が青森港に入港

10月2日

『Amsterdam』が青森港に入港しました。
一年に一度の入港です。
青森港に入港する客船では最大の船です。
実は、この船は船体がほとんど黒く塗装されているためか、それほど大きくは見えないのです。それでも、『飛鳥Ⅱ』よりは1万トンも大きいのですよ。狭い青森港の中央埠頭にはどうして入るんだろうと心配になるほど大きな船です。
でも、さすがはshipmanですね。動いてるのか、止まっているのか分からないほどの静かさで舳先のほうから港へ入ってきました。
タグボートの助けを借りて静々と岸壁に接岸しました。
本当に見事なものです。(因みに、出港の時は船尾から出て行きます)

この船が接岸すると、さすがに港の周辺は、体も懐もゆったりしたような外人さんたちで暫し賑わいます。
言葉は解らなくても、目顔で挨拶するとにこやかに微笑み返してくれるものです。

一年に一度の青森港へ。
Welcome 『Amsterdam』