2008-07-30

'08 黒石ねぷたまつり

青森県黒石市でねぷたまつりが始まりました。

黒石ねぷたまつりは、弘前ねぷたまつりより2日早い30日に始まりまた。

この日は、合同運行で市内中心部にある御幸公園に参加70数台のねぷたが一堂に集まり、開会式の後順次市内を練り廻ります。

びっしりと会場を埋め尽くしたねぷたの群れは実に壮観です。

津軽地方各地で催されるねぷたまつりですが、黒石ねぷたの特徴は、各ねぷたの描画の素晴らしさにあるのではないかと思います。

有名な絵師達は弘前市近在に集中しているようですが、余りマスコミなどで取り上げられることの無い黒石ねぷたの絵師達の方がスゴ腕なのではないかと思っています。

昔から「黒石ねぷたはいいよ!」と言われていたのですが、そのときは何のことかよくわからないままに過ごしていました。それは写真に映った絵を見比べてみて納得したことでした。実に繊細なのです。


7月30日から始まった黒石ねぷたまつり

2008-07-26

そばの花が花盛りです
                                                純白の花が一面に咲いています。
以前は冷涼な山間地にしか見られなかった蕎麦ですが、このところの蕎麦ブームと農政の転換による水田の減反によって生じた休耕田の活用として蕎麦の作付けがいわゆる水田単作地帯でも見られるようになりました。
写真の畑は休耕田ではないようですが、数年前までは耕作放棄地のようになっていました。今春ごろトラクターで土を起こしていましたので、何か植えるのだろうと思っておりましたら、蕎麦の花が咲き始めました。
周りは住宅地に囲まれていますが、もともとは農地だったところですから、何にせよすぐに植え付けが可能だったのです。
農家もいろいろと大変でしょうけど、知恵を絞って時代の変化を読み取り、めくるめく農政に振り回されない営農を考えなければならない時代になったようです。美味しい蕎麦の収穫を期待したいものです。

一面に純白のはなが・・・。

2008-07-20

17th クラシックカー・ミーティング


青森県黒石市で今年も一日限りのクラシックカー展示が行われました。
正しくは「クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ」というのだそうです。
各地から、参加者自慢のオールドカーを自走で乗り入れ各自のブースに展示しながら、オーナー同士の交流やファン達との交歓を楽しみながら楽しい一日を過ごします。
この日は、モーター・ファン垂涎の名車や懐かしさがこみ上げてくるような往年のスター達170台ほどが街の一角を占領し訪れた人々が思い思いにお目当ての車をじっくり眺めたり写真を写すなどして楽しんでいました。





 往年の名車たちも古い街並みにも

        違和感無く溶け込むように溶け込むように・・・

2008-07-13

'08 田んぼ de Art 002
田舎館村の田んぼあーとはすくすくと順調に成育し、緑濃い夏色の田んぼの中に「戎様」「大黒様」が鮮やかに姿を現しています。
全体に緑を基調とした田んぼの中で、白稲の部分だけが特に文字通り異色を放って目立つ存在となっています。
スポンサー名の部分が抜き取られたことは前回記載の通りですが、そのことは全く意識する必要が無いほどに「戎様」「大黒様」の存在感は十分に見応えのあるものです。
展望台を訪れるお客様たちの異口同音の感動の声を聞きながらシャッターを切り続けています。

すっかり緑色に染まった「田んぼあーと」



紫陽花の花が咲きました

梅雨の季節も半ばごろとなりましたが、東北地方は今頃が紫陽花の見頃です                                             雨上がりのひと時を近くの小公園に出かけ紫陽花の花を撮影してきました。 紫陽花には雨がよく似合うと言いますが、紫陽花の写真にはどうしても雨の雫が必要です。乾いた紫陽花の写真はどうしてもさまにならないようです。  時々そぼ降る小雨の中で、黙々とシャッターを切り続けました。


そのときの紫陽花の花です。

2008-07-11

梔子の花
梔子の花が咲きました。
甘酸っぱく爽やかな香りを放つ梔子の花が好きです。
家を持たない頃から、梔子の鉢植えだけは育てるようにしてきました。
暖かいところでは、垣根にしているところもあるようですが、青森地方では冬の管理が難しいようで、部屋の中で育てています。
買ったときは、小さな可愛い鉢植えだったものが一年ごとに大きくなり、それは楽しみであり喜びでもあるのですが、数年経つと立派な樹木となり鉢植えの移動が苦労に思えるほどです。
その梔子が今年もいっぱいの蕾をつけて、この頃咲き始めました。
神々しいほどの純白の花をつけて、爽やかな香りを降り注いでいます。
そんな梔子の花を、雨上がりのころあいを見て部屋の中から望遠レンズで撮影してみました。

2008-07-06

点滴

頭痛、めまい、吐き気。TVで報道される、真夏の急患とそっくりな症状に悩まされ、とうとう点滴をされる羽目になりました。

原因は、先のブログで報告したにんにく畑です。

作業そのものは、辛いものではなく順調・快調に進んでいたのですが寄る年波に慣れない畑仕事は少しきつかったようです。中二日をおいて三日目の作業が終わった後でダウンしました。

皆さんもお気をつけください。

2時間余り見続けていた点滴。その間小用2回。

2008-07-05

'08 田んぼ de Art 001



年を追うごとに上達し人気も高まる田舎館村の「田圃アート」ですが、今年も順調に生育し絵模様が水面のなかにはっきりと現れてきました。

今年のデザインは、日本人ならどなたもお馴染みの『戎様』と『大黒様』です。
左側の田圃には『大黒様』右側の田圃には『戎様』がきれいに姿を現しました。昨年までは三色の稲を使って描いていましたが、今年は白っぽい稲を植えて大黒様の袋と戎様の波頭を表し中々の芸の細やかさを発揮しています。

これから、九月中旬頃までにかけては季節ごとに色合いを変えて田の面に浮かぶ巨大な恵比寿・大黒さまを拝顔できることでしょう。

水面の中に浮かぶ「田んぼアート」、
下部にはJALと東奥日報のマークが。

ところで、今年の田圃アートにはちょっとしたニュースがあります。田んぼアートは「むらおこし推進協議会」が中心となって運営しているようですが、観客が増えるほどに経費も嵩み、その捻出のために募金箱も設けているのですが、到底間に合わないようで、今年からスポンサーが付くようになったらしいです。それが上掲のJALと東奥日報で、両者のロゴがきれいに描かれています。 また東奥日報では展望台にカメラを設置してウェブ上で常時観察できるようにしました。
ところが今になって田んぼを提供している所有者の方からクレームがありロゴマークの部分が抜き取られてしまいました。ウェブカメラの画像も見られなくなりました。ちょっと寂しくて残念なことなりました。しかし、本命の『戎様』『大黒様』は申し分なく立派に描かれているので、全体として大きなデザイン上の破綻はないように思います。季節と共に表情を変える田んぼアートが今まで以上に沢山の観光客に喜ばれることを願っています。

 稲の生長に連れて漸く鮮やかに見え始めた田んぼアートですが、                       スポンサーのロゴは抜き取られてしまいました。