2010-06-29

カモメ

カモメ

青森港をブラブラしていたら照明灯にカモメが一羽翼を休めていた。
暫らくしても動かずにいたので写真を撮らせてもらうことに。
気付いてはいたと思うけど、一応モデルには内緒でということで・・・。
そういうわけでここにもモデルさんには無断掲載させてもらいました。


                                     カモメの水兵さんも一服です。

弘前大学入学式

弘前大学入学式

弘前大学は、名実共に青森県内ではトップブランドの大学です。
今日は弘前大学の入学式でした。
入学式は、弘前市民会館で午前と午後に分かれて行われます。
入学式は、とても厳粛なものでしょうが、式場の外で見られる若者達は
とても個性的で、バラエティーがあり活動的に見えました。
最近の若者の集団では圧倒的に女子陣の方がバイタリティーが
あるように見えます。
特にサークルへの勧誘などにかける女子のエネルギーは男子を圧倒してしまいそうです。
何れも親たちの期待を背負って入学されたことでしょう。
学問もしっかりと修めて、立派に巣立って欲しいものです。

会場の市民会館に掲げられた歓迎の幕。





会場の市民会館に向かってずらりと並んだ自転車たち。
これから先、学生達のどんな思いを乗せて校門をくぐることでしょう?


 
弘前大学のシンボルを刺繍した柔道着。
これを観るのが私の楽しみの一つです。

蔵shick

蔵-shick

日本は、何処へ行っても蔵のある光景を眼にすることができます。
其々に地方独特の風情を現し趣あるものです。

しかし最近は特に農村部などでは、あわれな姿を留める蔵が少なくありません。
年代を経て壁が脆くなったところに地震などに遇うとひとたまりもありませんん。
壁が崩れ落ち、修復する手立ても無く風雪に晒される裡に見る影も無く廃れてしまいます。

蔵のある家はそれなりに栄えた家であろうけれども時は移り蔵のあることが負担になるのでしょう。
哀れなのは、惨めな姿を人目にさらされる「蔵」です。
そんな蔵の姿を眼にすると本当に気の毒に思えます。
「蔵」のことです。

何の手立ても無く崩れるに任せて、潰えることを思うと本当に哀れに思えます。
そんな蔵の姿を、些かでも面影が残っている内に写真に残しておきたいと思います。

「蔵-shick」とは、病んだ蔵への鎮魂の意味合いでタイトルに選びました。


すっかり壁が崩壊し、中が透けて見えそうな蔵の佇まい。

2010-06-28

Photo Sketch

Photo Sketch・・・042



冬の野面

冬の野面は真っ白に塗り尽くされて変化に乏しいように見えます。

でもよく見ると以外にも微妙な変化に富んでいることが分かります。

微妙な起伏に射した光の変化が、平凡な光景をこの上もなく美しく見せてくれることがあります。

雪国の暮らしには大変厳しいものがありますが、雪国ならではの至福の恩恵もあるわけです。



今回は、田んぼの水路を埋め尽くさんばかりに降り積もった雪が創りだした造形の綾を撮影してみました。

柔らかな表情に優しさを感じて・・・。


Photo Sketch

Photo Sketch・・・041



私・・・。

雪の上に伸びた私の影です。

あまりかっこよくは無いです。

広い風景を、広角レンズで撮影しようとするときに、どうしても自分の影を避けきれないことがあります。

ならばということで、そんなときはむしろ自分の影をも取り込んだ撮影を試みることがあります。

自分の影も被写体の一部になってもらうわけです。

全体の雰囲気を損ねないように気を配りながら・・・。



今回は、自分の影を主役に遊んで見ました。



D2Hを構える私。

Photo Sketch

Photo Sketch・・・040


足跡

真っ白な雪原を辿った僕の足跡です。

晴天に恵まれた足跡ひとつない午後の雪原をとても気持ちよく散歩することができました。

無垢のキャンバスにどのような軌跡を描くべきか?畏れを抱きながらの散歩でした。

他愛も無いことながら、意外なところに存外な光景を見せてくれるものです。

描かれた軌跡

(本稿は4月17日の投稿でしたが下書き保存中に日付がずれたようです。
Photo Sketch・・・042まで同様です。陳謝!!)

春のりんご園

春のりんご園に行ってきました

春の陽気に誘われて郊外のりんご園に行って見ました。




この畑では、まだ冬から目覚めたばかりのようで、剪定された枝が樹の下に横たわっていました。


畑の手入れは、その地域や園主によって異なるようです。


この畑では枝先が広々と広がり樹齢を重ねた風情を湛えていました。


写真家にとっては、写し甲斐のある自然の造形美を湛えています。


この樹にもまもなくいっぱいの花を咲かせることでしょう。


そのときがとても楽しみです。


長い冬から目覚めたりんご園

(お詫び:本稿は4月4日の投稿でしたが、下書きに入れてる間に日付がずれたようです。)

田んぼ de Art

田んぼ de Art・・・002

1200名という大勢の人たちが参加して行われた田植え体験ツアーでしたが、あれからほぼ一ヶ月を経過した田んぼの様子を見てきました。

田植え時までは冷涼な気候が続き心配されましたが、その後の天気の持ち直しと好天続きが幸いしたのでしょう早苗も順調に生育しているようでした。

写真のように描かれた『弁慶と牛若丸』の姿もはっきりと現れていました。

子どもの頃の絵本などでお馴染みの姿が、今年は五色の苗で描かれているそうなんですが、五色の区別が今の状況ではよくわかりません。

今は未だ、苗丈も短く水面が見えるほどでしたので、その様子が分かる画像をお見せしたいと思います。

7月に入ると苗丈も伸びて一段と鮮やかな『弁慶と牛若丸』が楽しめることでしょう。


     田舎館村の田んぼアートも今年で18回目となりました。
         今年のテーマは『弁慶と牛若丸』です。


   主役の『弁慶』は天守閣の真下に描かれています。
水面の様子がお分かりでしょう。